【最近は写真多めです】

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昨日の17時30分,

学校で国家試験の勉強が終わったので

かずき(理学療法士の学生)を

車に乗せて家に帰える途中の話.



17時30分にもなれば

外は寒く,真っ暗だ.




神●古潭を運転している時,

俺は冗談でかずきにこう言った.





「神●古潭に行ってみない?」



かずき
「絶対やだ.この前,俺痛い目に遭ったから.」




「どうしたの?」



かずき
「夜中に友達と神●古潭に行った後に

中国人墓地に行ったんだ.」




「おう.」



かずき
「その夜,寝たらいきなり金縛りになって

目を開けたら目の前に女の人の顔があって

めっちゃ睨みつけてきたさ.」





「マジで?嘘つくなよ!!」



かずき
「こんな風に!!」



神●古潭の中央分離帯に連なる

外灯の明かりと車内の暗闇のコントラストが

かずきの恐ろしい表情を浮かび上がらせた.



顔面に存在する表情筋が


怒り,恨み,悲しみ,嘆き,妬み,嫌悪,憎しみ,殺意,不安,絶望・・・.


表情から負の感情が読み取れた.





俺は思わず叫んだ.





「うぉおおおおおおお!

ちょ!お前運転中に怖い顔するなって!」



それでも

かずきは表情筋を弛緩させずに

恐ろしい表情を俺に見せ続けていた.





憑依しているのかと思った.





かずき
「ずっと目の前に顔があるから

怖くなって目を閉じたまま開けられなくて

そのまま気絶するように寝たさ.」





「そんな怖い体験によく耐えられるな.」




かずき
「その次の日の夜も

また金縛りになってさ.」





「それやばいって.」




かずき
「体が動かなくなって目を開けたら

白い服着た女の人が立ってこっち見てるんだよ.」





「うあああああ.

その人って初日の人とは違うの?」



かずき
「違う人.

その時も気絶するように寝た.」




「気絶するように寝たって

気絶しちゃうものなの?」




かずき
「怖すぎて意識なくなる感じ.」




「ていうか幽霊が憑かれてたんだな.

まさかかずきが幽霊見たことあるとは・・・.」



かずき
「でさ,さすがにやばいから

じいちゃんに電話して

『お札』を作ってもらって

部屋に貼ったんだ.」






「おぉ.さすがにやばいわな.」







・・・.






かずき
「その次の日も金縛りになったんだわ.」





「意味ないじゃん.」








かずき
「右から

ずっと女の人が

『キャー!×∞』って叫んでるの.」








「おいおいやばいって怖いって.事故るって.」





チキンな俺は

恐怖のあまり運転に集中できなくなっていた.





かずき
「さすがに恐いから右を見れなかったけどね.」






「うわ~.しばらく夜トイレにいけねーわ.」





かずき
「最近は見ないから大丈夫.」






「こえー.」









無事,

かずきの家に着いた.





助手席に座っていたかずきは

ドアを開け外に出た.

ドアを開けたため

車内のライトがついた.





俺は,

ふと,

首を右に回旋させて

かずきの家を見た.










目の前に男の顔が見えた.









目が合った.









目が合った瞬間,

男の顔は歪み,

悲鳴を上げているような表情に変化した.





俺は叫んでいた.





「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」








・・・.







「・・・あ?」





暴走していた脳みそは

冷静さを取り戻した.




目の前の男は,

俺だった.





かずきがドアを開けたので

車内が明るくなり,

運転席のガラスが

鏡の様に俺を映していたのだ.





かずき
「どした!?」





「いや,

横見たら男の顔があって

幽霊かと思ったら

俺だった.」





かずき
「チキン野郎.」





そうさ俺はチキン野郎さ.



この文章打ってる時も

かなり怖いです.


2009.12.05 / Top↑
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